偕楽園
2018.1.30更新

殿様も民とともに楽しんだ、水戸が誇る名日本庭園

偕楽園

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偕楽園は国の史跡および名勝。金沢の「兼六園」、岡山の「後楽園」とともに日本三名園と呼ばれる日本庭園のひとつです。隣接する千波湖周辺を含めた敷地は、都市公園として世界第2位の広さを誇るほど。四季折々に美しさを見せる庭園ですが、何といっても早春の梅は有名。約100種類3,000本もの梅の木が並び、2月中旬から3月末にかけて開催される「梅まつり」には多くの観光客が訪れ、その美しさに魅了されています。

約100種類3,000本もの梅が咲き誇る一面ピンクの花道

偕楽園 ここは水戸藩主の徳川斉昭公が天保13年(1842)に開いた庭園。「民と偕(とも)に楽しむ」場としたことから偕楽園と名付けられました。広大な敷地は約300ha。東京ドーム63個分の広さがあり、入園料は斉昭公の時代からずっと無料です。
そして偕楽園といえば、やはり“梅”。2月下旬から3月末まで開催される「梅まつり」は全国的にも有名ですよね。梅の木は約100種類、3,000本もあって、園内のほぼ半分を梅の木が占めているといいます。なぜそんなに梅の木を植えたのかといえば、鑑賞して美しいだけでなく、いくさのときの副食(梅干し)としても役に立つからということだったのだそう。斉昭公が水戸藩主になったとき、領内に梅の木が少ないことを知り、江戸屋敷から梅の種を送って育苗を奨励したといいます。

陰と陽が交わる幻想的な歴史散策

偕楽園 園内への入口は好文亭表門、御成門、東門、西門、南門など各所にありますが、正門に相当するのは「好文亭」へと続く好文亭表門。黒いので別名「黒門」とも呼ばれています。ここをくぐると眼前に孟宗竹林が広がり、高く伸びた竹の陰で昼でも暗く感じるほど。そのため、黒門から入る道は陰の世界と比喩されることもあります。
そこから下っていくと、湧き水の出る「吐玉泉」、そばには「太郎杉」と呼ばれる樹齢800年の巨大な杉の木、次第に周囲も日の光があたる陽の世界に変化し、そして「好文亭」と続きます。
「好文亭」は斉昭公が設計した建物で、当時はここに家臣や領内の民を集めて詩歌や慰安会を催していたといいます。中に入るのは有料ですが、ぜひ内部の洒脱な雰囲気を味わってみてください。領内の民とも親しく付き合うなんて、斉昭公はやはり進歩的な殿様だったんですね。

一年を通じて「民と偕に楽しむ」催しが提供されている

偕楽園 偕楽園では、梅の季節以外でもイベントがいろいろ行われています。まず、4月初旬は「桜まつり」。梅の花が少し残っているなか桜が咲き始め、梅と桜がいっしょに楽しめますよ。
4月半ばから5月にかけては霧島ツツジやどうだんツツジが咲き誇り、「ツツジまつり」が開催されます。赤や紫に染まったツツジは園内の緑によく映え、そのツツジ越しに見える千波湖もより一層晴れやか。
8月の第1金、土、日の3日間は「水戸黄門まつり」。これは偕楽園だけのイベントというわけではないけれど、水戸市内で3日間行われるこのお祭では神輿や山車が繰り出され、パレードがあったり千波湖のほとりで花火が打ち上げられたり毎年とても賑やかです。
また、9月に入ると「萩まつり」。夜、ライトアップされた萩はとても幻想的で、期間中は俳句大会や野外琴の会なども開催されます。そして11月はもみじ谷でライトアップが行われ、鮮やかな深紅のもみじが鑑賞できます。
一年を通して訪れる人を魅了する偕楽園。水戸にやって来たならば、ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

偕楽園の基本情報

住所 茨城県水戸市常磐町1丁目
アクセス (車)常磐自動車道水戸I.Cより約20分
(電車)JR常磐線「水戸駅」より水戸駅北口偕楽園行きバスにて約20分
お問い合わせ 029-244-5454

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